税理士法人テンタレント

相続相談室

税理士法人テンタレントに寄せられた、お客様からの相続に関するご相談を集めました。相続に関するお困りごとや疑問などございましたら、ぜひご覧ください。

相続税の試算について 母も今年で82歳となり、元気だったと思っていましたが、最近は老いを感じるようになりました。多分そう長くないと思います。そこで近い将来起こるであろう相続に関して相続時に発生する税金がいくらになるか知りたいのですがその計算方法を教えて下さい。
父は他界しており、相続人は母と同居して面倒をみている私と埼玉に嫁いだ姉の2人です。財産と言っても自宅と父が生前建てた賃貸アパート(築37年)だけしかありません。現金は300万位しかなく、葬式をしたらそれでなくなってしまう程度の資産しかありません。
姉ともめることもないと思います。自宅は古いですが、今まで通り私が住む予定です。
こんな資産しかありませんが、相続税がかかるのであればアパートを売るしかないと思っています。相続税の計算はどうすればいいのか分からない為、何の資料を集めて相談すればいいかも分からないので、一から教えて下さい。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
相続税の計算(試算)は非常に複雑なため、専門家に相談することをお勧め致します。
弊社にご相談されるお客様の中にも、ご自身で試算されたものをお持ちの方もいらっしゃいますが、ヒアリングを行い検証すると、正しい税額が計算出来ていないことがほとんどです。

 その上で、ご相談に必要な最低限の資料を下記に記載致します。
① おおまかな現預金の残高のわかる資料(メモ等でも構いません)
② 所有不動産の用途・権利関係(借家借地等)・固定資産税評価額のわかる資料
③ 上場株式の株数のわかる資料(有価証券残高報告書等)
④ 保険証券(試算対象者が契約者・被保険者・保険料負担者のいずれかであるもの)
⑤ その他財産として思い当たるものがある場合、内容のわかる資料※

 ※非上場株式(試算者が経営している中小企業の株式など)は別途試算のための資料が必要ですので、相談時にご案内致します。

 これらの資料を基に、遺産分割の方針などのヒアリングを行い相続税の試算及び生前対策などの提案を行います。

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